【S12最終320位 レート2005】サケシガチグマ対面構築
はじめまして、たけかんむりと申します。
今期二年以上ぶりにちゃんとポケモンをやり、過去最高順位とレート2000を達成することができたため構築記事を書くことにしました。
構築記事を書くことが初めてな上、ほとんどのポケモンがほかの方の調整を真似したものではありますが、大目に見ていただけると嬉しいです。また、URLはすべて無断転載なため、問題があれば削除いたします。
以下常体
レンタルパを公開しました。良ければ使ってやってください
目次がミスってるかもしれませんが許してください
構築経緯
実況者のアシキさんが考え、あゆみんさんがレート2000を達成した、スカーフコノヨザルの命がけからトリルガチグマで暴れる構築が、久しぶりにポケモンをする自分でもやることが明確で使いやすいと感じ使ってみた。
途中でトリル役としてクレセリアを試してみたりもしたが、ステロを撒けないとDに厚いカイリューにボコボコにされるため結局サケブシッポになった。
実際に使ってみて、襷枠で相手を対面突破できるのならば命がけよりもその方が強いと感じ、襷枠としてイダイトウ♂を採用。他の襷枠の候補として悪・水両方のウーラオスやキノガッサがいるが、積まずに1ターン目から高火力を出すことができる点を評価してイダイトウ♂となった。
また、命がけを押した際にゴーストに引かれて何もできない展開が嫌だったため、コノヨザルをチョッキに変更した。
次に、コノヨザルが出せず、かつ相手にステルスロックを撒かれる際の初手or3体目や、ガチグマが出せない時に選出するポケモンとして最速瞑想ブーエナハバタクカミを採用した。
ここまでで重い受け系統を崩すため、剣舞アンコ炎オーガポンを採用して構築が完成した。
構築コンセプト
数的有利をとってステロ+トリルガチグマで暴れる。もしくはトリルガチグマで暴れた後行動保障のあるポケモンで勝つ
個体紹介
サケブシッポ
特性:こだいかっせい
性格:おだやか
持ち物:メンタルハーブ
テラス:水
実数値:221(244)-×-150(244)-85-151(20)-131
HANABIさんの調整をお借りしました。
Dual systemガチカイリュー[最終45位] - グラニテブラスト (hatenablog.com)
かわいい爆弾。
BもDもほんの少し足りないと思うときがあったが、自主退場ができるステロトリル要因として替えの利かない活躍をしてくれた。
持ち物はオボンが欲しい場面も多くあったが、最終日付近に挑発やアンコールを無限に食らったのでメンハが正しかったと思う。
相手の残りポケモン数や自分のポケモン、目の前のポケモンの型などを考えてステロから入るかトリルから入るか、トリルから入ったとしてその後ステロを押すかいきなりミストバーストで退場するかを考える必要がある。
カイリューやウーラオス、パオジアンが相手の裏にいる可能性があるときは積極的にステロを撒いてマルスケや襷を削っておきたい。
カイリューと対面したときの行動は諸説。できればステロから入りたいが、相手が鋼テラスだった場合や後攻アンコールを食らった場合、テラスを切る必要があったりほかのポケモンに引く択ができたりしてしまう。また鉢巻き飛行テラバだった場合にパーティーが崩壊する。
意外と考えることが多いが基本的にトリルターンよりもステロを優先させ、トリルステロミストバーストの順で技を押すことが多かった。
アンコールは相手のステロ撒きやキョジオーン相手の二手目に打ったり何かと便利だった。電磁波を採用していた時もあり、その場合はガチグマを選出しない際にステロ撒きとしての性能が高くなる。
相手の初手トリックに弱すぎるため、サーフゴーが見えたときは初手に置かないようにしていた。
ガチグマ
特性:しんがん
性格:れいせい
持ち物:いのちのたま
テラス:ノーマル
実数値:219(224)-×-142(12)-205(252)-85-51(個体値0)
よくあるウーラオスのインファ乱数耐え調整、ただ今回いのちのたまで採用したためあまり意味はない。
破壊神かつ択製造機。
ステロとトリルを含めるとノーマル等倍のほとんどのポケモンに勝つことができるが、サーフゴーやキラフロルなどのノーマル半減タイプ相手には、テラスタルと裏の飛行タイプ引きを含めた択が無限に発生する。正解はないがなるべく確率が高くなる選択をする必要がある気がする。
いのちのたまにしている理由は、大地の力を耐えると思ってテラスしてこないキョジオーンや、ブラッドムーンを読んで鋼テラスをしてくるカバルドンを確実に倒すため。しんくうはの火力が上がるのも偉かったが、相手の先制技に弱くなってしまうためそこはシルクのスカーフと一長一短だと思う。
相手にアーマーガアやモロバレル、ドオーやブリムオンがいる場合は選出できないので裏に任せましょう
コノヨザル
特性:まけんき
性格:いじっぱり
持ち物:とつげきチョッキ
テラス:鋼
実数値:215(236)-160(84)-101(4)-x-111(4)-133(180)
まどれーぬさんの調整をお借りしました。
シーズン11 使用構築 原点回帰ミミガッサ 最終52位 レート2127 - 元祖戦闘マシーン (hatenablog.com)
命を懸けて散っていく猿
技が固定されるのが嫌だったためチョッキ、サーフゴーやハバタクカミに強くなったので良かった。
相手にサーフゴーが見えた時やいのちがけできそうなとき、受け系統に対して初手に出して散っていく。
このパーティーはすべてのポケモンが地面についているため、キラフロルやテツノドクガがどくびしを撒きに初手にやってくる。それらを倒すためのじならし採用。
ドレインパンチではなくインファイトにしている理由は、ドレインパンチだと抜群をついても一撃で倒せなかったり、ドレパン+いのちがけで食べ残しヘイラッシャを倒せなかったりするから。
しんくうはを採用していた時もあり、その場合は襷パオジアンに対面で勝つことができる。(しんくうはを読まれて先制技を押されれば負けるが、そんなことはしてこない)
初手に出すと起点作成型に見えるのか、相手の挑発などの意味のない行動で1ターンもらうことも多かった。
眼鏡ハバタクカミのムーンフォースを耐えないため、相手のハバタクカミがブーエナを持っていなかった場合にテラスを切る必要がある。そのため襷ハバタクカミの電磁波に何度か発狂させられた。
相手にパオジアンやトドロクツキ、オーガポンがいると少し出しにくい。
イダイトウ♂
特性:てきおうりょく
性格:いじっぱり
持ち物:きあいのタスキ
テラス:ゴースト
実数値:196(4)-180(252)-85-×-95-130(252)
普通のASぶっぱ。余りを適当にHに振ったが偶数になっているし、すいりゅうれんだを考えるとBに振ったほうが良い。
本構築の襷枠。基本的にトリルガチグマが荒らした場をスイープする。
最初のターンから高火力技を出せること、トリル展開がうまくいかなかった際も、ステロと合わせれば相手のポケモンを二体持っていく力があること、ゴーストタイプなため相手のキノガッサやカイリューの先制技に強いこと評価して採用した。
サケブシッポが自主退場するため構築との相性も良かった。
ゴーストテラスお墓参りの火力はすさまじく、受け寄りのパーティーにも選出することができる。
相手の2体目にアクジェを打つと、3体目がアンコールをしてきたときに負けるため、2体目の前で高速移動を積むか、3体目のためにタスキを残すかはよく考える必要がある。
高速移動を積むことで相手のスカーフを持っているイーユイやサーフゴーの上を取れるのが偉い。
初手で出せないうえ相手がステロを撒いてきそうなときは選出できないが、それでも襷枠として十分な活躍をしてくれた。
ハバタクカミ
特性:こだいかっせい
性格:おくびょう
持ち物:ブーストエナジー
テラス:電気
実数値:131(4)-×-89(108)-173(140)-156(4)-205(252)
ギィラさんの調整をお借りしました。
【ポケモンSVシングル】S10 最終レート2008.605(248位) イダイトウ選出誘導パオカミ+ガブウーラ - teketeke007’s diary (hatenablog.com)
速い便利屋。
相手にステロを撒かれそうなときの3体目や、相手にサーフゴーがいてかつコノヨザルを出したくない時の初手、ガチグマを選出できない時などに選出した。
いたみわけが欲しい場面もあったが、物理特殊両方に仕事をしたかったため切れる技がなかった。
最速かつ電気テラスにすることで、電磁波が効かず相手のハバタクカミやサーフゴーに対しテラス瞑想が安定する。また甘えるで相手の火力を下げれば、サケブシッポの初手ステルスロックが安定した。
構築の最後に入ってきた枠だが、足りないところを完璧に埋める活躍をしてくれた。
炎オーガポン
特性:かたやぶり/おもかげやどし
性格:陽気
持ち物:かまどのめん
テラス:炎
実数値:175(156)-141(4)-122(140)-×-117(4)-171(204)
ジェントリさんの調整をお借りしました。
【SVシングルS10】破壊カイリュー対面構築【最終60位/レート2091】 - ジェントリメモ (hatenablog.com)
受けを破壊する鬼。
ここまで速いと重い眼鏡イーユイに抗うことができる。
受けを倒せるポケモンは色々居るが、ガチグマが倒しにくい鋼タイプや、ステロを撒いてもトリルターンを枯らしてくるミミッキュの選出を抑制することができる点で、この構築と合っていたと思う。
このような型にしたことで受けではないパーティーに出しにくくなったが、ほかの5体で事足りていたためこれで良かったと思う。
最終日に急に当たることが増えた受け寄りのパーティーをほとんど破壊してくれたレート2000達成のMVP
基本選出
ステロを撒かれないかつ相手にサーフゴ―がいない時
サケブシッポ+ガチグマ+イダイトウ
ステロを撒かれるとき
サケブシッポ+ガチグマ+ハバタクカミorコノヨザル
相手にサーフゴーがいるとき
コノヨザルorハバタクカミ+サケブシッポ+ガチグマ
トリルガチグマが勝てないポケモンがいるとき
ガチグマ以外のポケモンから3匹。ステロ+イダイトウが刺さることも多い
VS受け構築
サケブシッポorコノヨザル+オーガポン+イダイトウ
きつい相手
初手眼鏡イーユイ
特化だとオーバーヒートでコノヨザルもサケブシッポも乱数で落ちる。炎テラスされたときには灰も残らない
初手に出で来るキノガッサ
サケブシッポが仕事できないのに、キノガッサ入りの構築には基本的にガチグマを出さないと負けるためサケブシッポを出さざるを得ない。オーガポンコノヨザルを見て初手に出てこないでほしい。
テツノツツミ入りの受け構築
眼鏡ツツミの水テラスハイドロポンプでオーガポンが落ちる。イダイトウで崩そうにも、ハピナスに対してウェーブタックルを3回打つとイダイトウ側が死ぬ。
カイリューをステルスロック込みで比較的安定して処理できることがこの構築の強みなのに、それを否定される。また、厚底ブーツでないが、サケブシッポのミストバーストのタイミングで羽休めを打ってくる耐久型カイリューもきつい
壁構築
壁を防ぐ手段がない。基本無理だがガチグマの馬鹿火力で押せる時もある
サーフゴー以外のトリックorすりかえ
サケブシッポが永遠にトリルかステロを打つ風船になる。
感想
前回レート2000を達成したときにはコロナ禍のインフレシーズンだったことや、ポケモンホームの不具合でレート2000の証拠がなかったこと、最後溶かして最終レートが終わっていたことなどから心残りがあり、今回証拠に残る形で最終レート2000を達成できたことがうれしかった。
また
選出パターンを明確に分類することができ、選出でほとんど迷わない構築を作ることができたこと
全ての技の命中が100なこと
こだわり持ちがいないため技を自由に押すことができること
などの理由から比較的ストレスのかからない対戦をすることができた点もよかった。
最後に、構築を試行錯誤しているときに
ハバタクカミをくれたぎんさん
ありがとうございました。
来期以降このモチベーションが続くかはわかりませんが、これからも上位目指して頑張っていきたいと思います。